4人の死刑執行 鳩山法相 4カ月で計10人
4人の死刑執行 鳩山法相 4カ月で計10人
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008041002002664.html
法務省は十日、アパート経営の女性らを殺害した元不動産ブローカー秋永香死刑囚(61)ら四人の死刑を執行したと発表した。鳩山邦夫法相の命令による執行は三度目で、四カ月間で計十人になった。これだけ短期間に執行が集中するのは極めて異例。鳩山法相は記者会見で「粛々と執行している。人数や執行の間隔は意識していない」と述べた。
一日に四人の執行は、二〇〇六年十二月の長勢甚遠法相(当時)下での執行以来。国会開会中は執行を避けるのが慣例となっていたが、鳩山法相は三度とも開会中に執行を命じた。
執行されたのは▽一九八九年、東京都杉並区のアパート経営の女性=当時(82)=の土地を転売して二億八百万円をだまし取り、女性と詐欺の共犯者を殺害した秋永(獄中結婚で岡下から改姓)香死刑囚▽〇二年、群馬県の女子高生=当時(16)=を拉致して殺害後、父親から身代金を受け取った坂本正人死刑囚(41)=いずれも東京拘置所在監▽八二年、大阪府和泉市で顔見知りの宝石商夫婦を殺害した中元勝義死刑囚(64)▽八九年、滋賀県内で元同僚ら二人を殺害し現金を奪った中村正春死刑囚(61)=いずれも大阪拘置所=の四人。
死刑確定から十一年一カ月で執行された中元死刑囚以外は、確定後三年-三年半での執行になった。法務省によると、現在の確定死刑囚は百四人になった。


