日本、5カ月で10人に死刑執行
日本、5カ月で10人に死刑執行
http://www.chosunonline.com/article/20080411000043
身元、罪状も公開
日本政府が10日、4人の凶悪犯に対する死刑を執行した。今年2月、3人に対する死刑を執行してからわずか2カ月後のことだ。昨年9月に福田内閣が発足して以来、死刑が執行されたのはこれで10人となった。
この日、死刑が執行されたのは、▲帰宅途中の高校1年の女子生徒を拉致・殺害し、両親に身代金を要求した死刑囚、▲アパート経営者が所有する土地を勝手に売却して金をだまし取り、口封じのため殺害した後、分配金をめぐるトラブルで共犯者も殺害した死刑囚、▲宝石商夫婦を殺害し、宝石などを奪った死刑囚、▲男性二人を窒息死させて現金を奪い、遺体を切断して捨てた死刑囚―の4人。このうち3人は、死刑判決が確定してから4年足らずで執行された。朝日新聞によると、昨年までの10年の間、死刑判決の確定から執行までは平均8年かかっていたという。
死刑執行を命令した鳩山邦夫法務相は、この5カ月間で10人の死刑を執行させ、一人の法相が命令した死刑執行の件数としては長勢甚遠前法相と並ぶ最多記録となっている。鳩山法相は執行の直後、「これからも法に定められた責務を粛々と遂行していく」と語った。
鳩山法相は昨年12月、就任以来初めて死刑を執行した際、戦後初めて死刑囚の氏名や年齢、罪状などを公開し、「凶悪犯の人権は考慮するに値しない」という姿勢をはっきりさせた。
東京大法学部出身の鳩山法相は、政界の大物だった故・鳩山一郎元首相の孫であり、また母方の祖父は世界最大のタイヤメーカー・ブリヂストンの創業者である故・石橋正二郎氏で、政界・財界を代表する名門家系の出だ。
市民団体の反対にもかかわらず、日本では死刑執行の件数が急激に増えている。在任期間がわずか1年間だった安倍内閣の下でも10人に対する死刑が執行された。約5年半続いた小泉内閣の下で死刑が執行されたのが8人だったことから考えれば、安倍内閣以来、死刑執行の件数が急増していることが分かる。
韓国と同じように、日本でも1980年代以来、死刑廃止を求める人権主義者たちの批判が高まり、死刑執行は一時中止された。だが、凶悪犯罪が増加するとともに、メディアが犯罪報道を競うようになったことで、世論も急激に変わった。1993年、「カミソリ」の異名を持つ当時の後藤田正晴法相(故人)は「法と国家の根幹を揺るがす」として死刑執行を再開し、法治主義を維持するための手段としてこれまで死刑を執行してきた。
東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員


