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「麻原死刑」でOKか? 野田 正彰

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「麻原死刑」でOKか? 野田 正彰

出版社/著者からの内容紹介

~ 野田正彰、大谷昭宏、宮台真司、宮崎学、森達也、の錚々たるメンバーの発言に、松本サリン事件被害者、河野義行さんの談話を加え、さらに訴訟・精神鑑定等の資料を追加。麻原裁判の現在とその問題点が臨場感を持って分かる。

 この本は死刑廃止論の本ではありません。ただ、麻原被告が現在の昏迷状態のまま裁判が打ち切られ、死刑が確定すれば、この社会~~はオウム真理教事件から、学ぶ機会を失うことになる。4月13日現在は、すでに東京高裁の強引な職権発動によって控訴審が打ち切られ、弁護団が最高裁に抗議している状況。これも棄却されれば特別抗告、また棄却されれば死刑確定で、非常に危機的な状況。そうした事態の急展開に、追いついている編集です。2刷もすでに発注。ライブでことの進行を追っていま~~す。

 このまま、麻原死刑、「一件落着」でいいのでしょうか!?~

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、二〇〇六年一月二二日に行われた、麻原被告弁護団によるシンポジウム、「こうするべき 麻原裁判控訴審」を記録したものです。


訴訟能力はあるのか、本当に詐病なのか。, 2006/5/3

By driven (東京都) - レビューをすべて見る

重い本です。麻原に面会した精神科医の話。最近一部メディアが報じたように麻原の訴訟能力に疑問があることはどうやら確かなようです。

なぜ司法は結論を急ぐのか。裁判は量刑を決めるためだけに行われるのではない。そんなことは百も承知。結局この精神鑑定なるものに100%の客観性を要求するのは不可能なのですから、鑑定結果の解釈は裁判所の「主観」が入る。

大阪教育大付属池田小の犯人の精神鑑定も例示され、訴訟能力・精神鑑定について大いに考えさせられる書。「麻原死刑」でOKか?本書を読んで疑問を抱く読者はわたしだけではないはず。 このレビューは参考になりましたか? (報告する)


11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

「こうすべき、麻原裁判」シンポジウムの書籍化, 2006/4/18

By インシャアラ "西方丸々" (神奈川県都筑区) - レビューをすべて見る

オウム事件以降の司法権力や、社会、世論の変容が様々な視点から論じられています。

麻原は本当に正常なのか? ニュースで見ているだけではわからない、裁判の状況、司法の現状が見えてきます。 このレビューは参考になりましたか? (報告する)


7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

麻原弁護人主催シンポジウム記録, 2006/8/28

By ビン・ラーディン (大阪市内) - レビューをすべて見る

 飽きっぽい私がたった一日で読めた程、内容的にはスリリング。かといって単純な死刑反対論ではない。弁護側の精神鑑定書を出した野田正彰氏の巻末の講演記録だけには「死刑廃止論」の論調が見て取れるが、全体としては日本の司法・検察批判である。良い点は発言者の野田、大谷、宮台、宮崎、森の各氏のスタンスが少しずつ違っている点だ。勿論一番熱がこもっているのは直接裁判に関わっている野田氏。特に巻末の「西山鑑定に対する意見書」での筆致の激しさは驚くほど。ただ批判されている当の西山鑑定書が一部しか掲載されていないせいで、論争の客観的な判定は望めない。

 かくも問題点が多い麻原裁判の進行についてはマスメディアがもっと注目して報道をすべきではないだろうか。きっと国民も注目する筈。

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