死刑囚最後の1時間 (別冊宝島 1419)
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死刑囚最後の1時間 (別冊宝島 1419)
死刑制度について考察出来る入門書, 2007/7/23
By naonao-703 (京都市) - レビューをすべて見る
ヨーロッパ諸国やロシアで死刑制度が撤廃されたが、日本では死刑制度について論じるどころか無知なままだ。100人を超える生ける死刑囚が日本に存在し、これからも増加していきそうな日本社会で、被害者感情を壁にしたままでいいのか今一度考えたくてこの本を手にした。
本とはいっても死刑囚1人に対し2ページで事件経過と最期を読むのは、考察するには分量は少ないかもしれない。だが、これほど多くの人が死刑囚である多少なりとも実感が伝わった。
無期懲役と死刑判決のあいまいさ、廃人状態になった肉体に留めを刺す刑の施行。
国が支配体制の中で死刑制度を撤廃出来ない理由は被害者感情だけなのか。
私はこの本で真摯にこの問題に向き合う姿勢になった。
死刑制度に対する入門書としていいと思う。


